立春を過ぎ、春が近づいてきました

2025.02.04

こんにちは。

料亭旅館三田清プランナーの細野です。

このブログを執筆している今日は
ちょうど『立春』を過ぎたところ。

暦のうえでは春ということですが、
今週から今シーズンで最も強い寒波がきているそうで、
地域によっては歴史的なドカ雪になるとも言われています。

日差しに少しずつ暖かさが感じられて、
春の足音が聞こえてくるようになるまでには
もう少しかかりそうですね。

 

ちなみに立春とは、二十四節気の一つで
冬が始まり春が始まる日のことを言います。

だいたい毎年2月4日頃ですが、
今年は2月3日でした。

以前の2月度のブログで話題にした『節分』は
『立春』の前日のことです。

 

中国などで盛大にお祝いされる
旧正月と混同されやすいですが、

旧暦(太陰暦)は月の満ち欠けを基準にしており、
二十四節気は太陽の動きをもとにしていますので、
別のものであるといえます。

 

立春といえば、
最近はあまり見なくなっているようですが
「立春大吉はがき」はご存知でしょうか。

喪中で年賀状を送れなかったり、
年賀状を送っていなかった人に送る
寒中見舞いはたいていの方がご存知かと思いますが、

立春の日を超えて寒中見舞いを送れなかった場合には
「立春大吉はがき」を送るのが良いそうですよ。

覚えておくとどこかで役に立つかもしれません。

 

そもそも「立春大吉」は曹洞宗を日本にもたらした
道元に由来するんだそうです。

ご興味のある方はより詳しく調べられても
よろしいかと思いますが、

厄除けに立春大吉の御札を
立春に掲げるという習慣もあります。

有名所では浅草の浅草寺でいただけるのだそうです。

 

2月の間は寒い日も続きますが、
それでも冬至を過ぎてだいぶ経ちますので、
少しずつ日も長くなってきています。

梅の花や菜の花が顔を出してきたり、
鳥のさえずりが聞こえてくるようになったりといった
春の兆しにいつ気がつくだろうかと、
期待をしながら過ごすのも風流ではないでしょうか。

 

もちろん、当館でもこういった季節の移り変わりを
目で見て舌で味わえるお料理をお楽しみいただけます。

3月~4月にかけては大きな変化があるという方も
多くいらっしゃるかと存じます。

その前にこれまでがんばってきた自分をねぎらい、
これからの英気を養うためにも、

ぜひ当館にてご家族やお仲間との
幸せなお時間を過ごされてはいかがでしょうか。

 

従業員一同、お客様のご来館を心よりお待ち申し上げます。