七夕をよく知ったらもっと楽しめそうになりました

2023.07.05

こんにちは。

料亭旅館三田清プランナーの細野です。

今年は6月からすでにかなり暑かったですが、
7月に入ってますます暑くなるかと思うと
少々気が滅入るところですよね。

そんな中で少しでも楽しい話題をと考えると、
やはり、7月といえば七夕でしょうか。

ご存知7月7日に織姫と彦星が1年に1度だけ会えるという、
ロマンチックな伝説にちなんで行われる行事です。

もともとは中国から来たお話で、
昔は機織りや裁縫など技芸の上達を願う
「乞巧奠(きっこうでん)」という行事が
宮中や貴族を中心に行われていたそうです。

それが庶民に伝わったのは江戸時代。

庶民の間にも笹竹に色紙や飾り物をつけて立てる風習が
定着していき、現在の七夕飾りの原型になりました。

 

現在では短冊に願い事を書いて
笹竹に下げるのが定番となっていますが、

本来は七夕飾りにはいくつも種類があり、
それぞれに意味があったそうです。

たとえば、短冊はもともと五色(ごしき)であり。
中国伝来の陰陽五行説に基づいた
青・赤・黃・白・黒と決まっていたみたいですね。

今の短冊はもっとカラフルで、
それはそれでにぎやかでいいのですが、

もしかすると今でもこうしたルーツを大切にして
行事を行っている方もいらっしゃるのかもしれませんね。

 

他にも吹き流しは織姫の織り糸、
紙衣(かみこ)は裁縫が上達して着るものに困らないように
などの意味が込められているそうです。

私も知らなかった面白いところでは
金運上昇を願う財布なんていうのもありました。

折り紙で作るだけでなく、なんと本物を下げることも。

私もあやかってみようかと思ってしまいました(笑)

 

七夕飾りで検索してみると、
折り紙を使った飾りの作り方がたくさん出てきます。

それぞれの意味を知った上で作れば、
より願い事も叶いそうな気がしませんか?

 

私どもは飲食業ですので、七夕と食に関する話題も
ここで上げておきたいと思います。

七夕の行事食といえば『そうめん』

暑くて食欲も出なくなる時期ですが、
そんなときでも冷たくてツルッといけるそうめんは
救世主的な食べ物ですよね。

そうめんも昔は先程ご紹介した五色の短冊と
同じように五色のそうめんでお供えしていたそうです。

最近は梅やレモン、抹茶やオリーブなどを練り込んだ
風味や色の華やかなそうめんも売っていますね。

ちなみに、地元三重県で有名なのは、
四日市の大矢知素麺。

通販でも購入できるようですよ。

 

ただ、食べやすいからといって、
そうめんばかりでも飽きてきますよね。

そんなときには、ちょっと贅沢な
当館の懐石コースはいかがでしょうか。

季節の新鮮な食材を使った、
バリエーション豊富なお料理を
楽しんでいただけます。

旬の食材は美味しいだけでなく、
栄養も豊富ですので、体からも心からも
元気になっていただけることと思います。

 

また、料亭の味をご家庭でも楽しめる
仕出し弁当もご用意してございます。

1個からでもご注文いただけますので、
お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

今後とも料亭旅館三田清をどうぞよろしくお願い申し上げます。