こんにちは。
料亭旅館三田清プランナーの細野です。
今年も本格的に梅雨の季節になってきました。
ジメジメと湿気が多い、空が暗い、お出かけがしづらくなる……。
なかなか気分も上がらない時期ですよね。
さらに私のイメージだと
7月くらいからかと思っていたのですが、
気温も高くなってくることで、
熱中症にも注意が必要になってくるようですね。
先月の5月30日には現状の年間死者数を
2030年までに半減するとの目標を掲げた
「熱中症対策実行計画」も閣議決定されたそうです。
地球温暖化のせいか、高齢化のせいか、
熱中症で亡くなられる方は年間1,000人を超えると聞いて
私もびっくりしています。
この計画の具体的内容は
・予防行動のための普及啓発や情報提供
・福祉関連団体などを通じた高齢者ら「熱中症弱者」の見守り強化
・学校やスポーツ施設へのエアコン設置支援
・地方自治体はクーリングシェルター(避難所)を確保
などだそうです。
当館も大切なお食事を楽しむための時間を
快適にお過ごしいただくよう、
室内の温度/湿度にはかなり気を配っておりますが、
昨今の夏の暑さを鑑みると
生命や健康を守るという視点でも大事なことなのですね。
室温以外の対策としてはまず当然ながら水分補給。
ところが水だけを飲んでいると余計に熱中症を
加速させることすらあるとのこと。
暑いと当然汗をかきますが、
そのときには水分と一緒に塩分が失われるため、
体内のナトリウム、カリウムなど電解質のバランスが崩れて運動能力が低下、
結果として体温が上昇してしまうのだそうです。
これを防ぐためには水だけでなく
塩分やミネラルも補給が必要なので、
スポーツドリンクや経口補水液などが望ましいみたいです。
ただし、糖分が多いものは取り過ぎにもなりえるので要注意ですね。
夏が旬の食材も良いのではないかと思いますね。
たとえば、キュウリは水分やカリウムが豊富に含まれていることに加え、
身体を冷やす働きまであるとのこと。
冷やしても美味しいので食欲が落ち気味でも食べられるのもいいですよね。
さらに梅干しも一緒に食べれば塩分もクエン酸も取れるため
すごく理想的なんだそうです。
食材も旬のものは美味しいだけでなく栄養も豊富。
それらを最高の状態にして提供するのが私どもの最も得意とするところです。
梅雨の時期にご来館いただくと
あいにくの天気になることも多いかとは思いますが、
館内は快適な環境を保ち、万全のおもてなしをいたします。
雨に濡れるのはあまり気持ちの良いものではありませんが、
快適な館内から庭園に降る雨を眺めるのは趣深く風流かとも思います。
それぞれの季節には過ごしにくさや不快さもある一方で、
気分良く過ごす方法や楽しみ方もあります。
私どももその一旦をご提供できれば幸いです。
従業員一同、お客様のご来館を心よりお待ちしております。